日曜日の朝、起きたら予報どおりの雪。午前中に郊外での用事を済ませて都心に戻り、NHKホールでマリインスキー・オペラ『イーゴリ公』をゲルギエフ指揮で楽しんできた。
『イーゴリ公』は音楽では聴いているけど、オペラを観るのは初めてだった。なので、このゲルギエフ版をほかの版と比べることもできないが、唯一比較できるのがCDになる。
十分楽しかったのだが、実はなんとなく物足りなさが残った。それは何だろうと考えていたが、ちょうど「cafe MAYAKOVSKY」の
エントリで触れられているのを読んで、納得がいった。的確な指摘だと思うので興味のある方はご参考まで。
ただ「最後がとてもドラマティック」という点はどうだろう。僕の場合は、なんかあっけなくて、まさかこれで終わったの!?という印象だったから。
とくに楽しめたのは踊り、音楽、美術。前半を締めくくる音楽と踊りのエンタテイメント「ポロヴェツ人の踊り」は文句なく楽しめる。バレエ好きにはうれしい場面。大いに盛り上がって、まるで舞台が跳ねたかのように終わる。これで終わりです、といわれても満足して帰ったかもしれない。
オペラ、とくに外国からやってくる有名どころのオペラは高額なのでなかなか手が出ない。マリインスキー劇場もそのなかに入っているが、今回は奮発してしまった。
だけど、何十人もの歌手、演奏者、踊り手、スタッフに、機材、美術、衣装と、引越し荷物が膨大な量になることを考えると、決して高くない。ソリストの値段と比べるとむしろお得な気がしてくる。相対的に安くても絶対的にはお安くないので、思い切りが必要になるわけだけど。
最後に、2011年に会いましょうとの横断幕が出ていた。もう3年後の来日が決まってるわけだ。音楽関係者も大変だなー。次回ぜひ行ってみたいと思う方は今からマリインスキー貯金をしてみたらどうでしょうか。